ミドルレンジモデルのプロジェクターはコレに決まり!?(2021年2月版)
昨今、多種なプロジェクターが販売されておりますが、ホームシアター用としておすすめできる
プロジェクターは実際はそんなにないのはご存じでしょうか?
特に安価なプロジェクターですと、暗く映る(光量が足りない)・映像がぼやけてる(解像度が低い)・作動音が煩い(ファンの音)等、シアターを視聴する環境においてデメリットとなる部分が顕著に現れるので、導入後に後悔される事も多いんです。
プロジェクターは、大きく分けて3種類
解像度 | 価格帯 | こんな方におすすめ | |
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入門機 | フルHDまで | 10~30万円の価格帯 | テレビやブルーレイ等を主に視聴される方にオススメ |
ミドルクラス機 | 4K対応 | 50万円~ | 4K映像コンテンツや、Ultra HDブルーレイの再生、アップコンバート機能でより綺麗な映像を見たい方にオススメ |
ハイエンド機 | 4K~8K対応 | 100万円以上~ | 最新のプロジェクター技術でとにかく映像に拘りたいという方にオススメ |
もちろん、この中でも売れ筋となるのがミドルクラス機なんですが、
その中で2021年2月現在にオススメしたいのは・・・
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「JVC DLA-X590R」
これです!!
詳しい方なら「え? JVCなら最新のDLA-V5の方がいいのでは?」って思われるかもしれませんが、インストーラー目線でDLA-X590Rの良さをこれからお伝えしていきますね。
まずは投影方式から
一般的には以下の3つの方式がホームシアター用プロジェクターで採用されています。
投影方式 | 特徴 |
---|---|
DLP | 構造がシンプルなため、比較的安価。入門機に採用されている事が多い。 人によって個人差はあるがカラーブレーキング(色の残像)が気になる |
透過型液晶方式(3LCD) | 透過型という性質からコントラストは中でも一番低い。 長期使用による経年劣化で液晶に色ムラが出る場合がある。 |
LCOS反射型液晶方式(反射型3LCD) | 機構が複雑な為、高価。ハイエンド機に採用されている。 黒はしっかりと暗く沈み、光のピークも明るく再現できる。 |
「DLA-X590R」は、高価なLCOS(反射型3LCD)を採用しているんです。これは期待できそうですね!
次に映像は?
4K/e-shiftという技術で疑似4K映像となってしまいますが、e-shift5と進化したことにより高精細な映像を再現してます。 4K/60p 4:4:4や4K/60p 4:2:2/36bit、4K/24p 4:4:4/36bitなど、18Gbpsの伝送帯域に対応したフルスペックの4K映像入力が可能 画素ギャップが狭く、光の利用効率が高いD-ILAデバイスとの組み合わせにより、緻密でパワフルな映像を実現 |
などと難しい言葉が並んでいますが、簡単にいえば「4K映像をよりキレイに」「最新のHDMI規格に対応してます」という事で他社製品と比較しても現状デメリットは無いと言っても過言じゃない!?
ますます実物での映像が見たくなってきますね♪
そして価格は・・・
「DLA-X590R」は販売開始から3年程過ぎてますが現役カタログモデルです。
DLA-V5登場後も併売されており、ネイティブ4Kに拘らない方に密かに人気になっています。
DLA-V5 実売価格 約70万円 DLA-X590R 実売価格 約40万円 |
その差30万円!!圧倒的なコスパの良さなんですね。
と言っても「DLA-X590R」は元々60万円くらいする機種だったんですがね~・・・汗
なので、今がとってもお買い得なんです!
実際に見比べてみました
そうこう言っても、実際見てみないとわからないですよね。
比較として、ホームシアター工房東京二番町ショールームに展示している100万円クラス機の「SONY VPL-VW555」と見比べます。
こちらは、ネイティブ4Kパネルでかなりのツワモノ!
メーカーによる違いで映像の色付けなどが変わってきますが、どうでしょうか。
まずはDLA-X590Rの単体の映像から・・・
鮮やかで、めちゃめちゃ綺麗ですね!細かい所の描写もうまく表現できています。
それでは、期待度MAXでさっそく比較検証してみたいと思います!
検証方法は同じソースの映像を、スクリーンの左半分にJVC DLA-X590R、右半分にSONY VPL-VW555を投影して見比べてみました。
※設置場所が違う為、若干ズレが生じてますがご了承下さい。
両プロジェクターともに最大輝度1800ルーメンなんですが、明るい場面で差が出ますね。
こういう場面だと、JVCは鮮やか。SONYは実物に近い感じでしょうか。
星の場面では、JVCの方がいいなと感じたり。。
夜景では、SONYの方が精細さが出てますね。
明るさや色合い等違いはありますが、細かい描写など解像度はe-shift5の進化か、十分綺麗な印象ですね。
インストーラーからの意見
DILA素子の強みであるネイティブコントラストの高さが圧巻です。
夜景や暗いシーンでの表現力が流石JVCといったところです。
e-shiftでありながら、ネイティブ4Kにひけを取らない解像感。
レンズコントロールがデジタルであることも相まって完成度はかなり高く感じられます。
YUV4:4:4 12Bitに対応していて、8bitでみられるグラデーションの階調差の線はみられないところが良かったです。
総評
というわけで、いかがだったでしょうか。
実際30万円~50万円くらいのプロジェクターを導入するケースが多く、そんな中で手の届く価格となってきた「JVC DLA-X590R」。
もちろん新型の「JVC DLA-V5」もネイティブ4K対応で、とても魅力的なんですけど値段(実売価格 約70万円)が高いですよね。
コスパ重視だけど綺麗な映像も・・・と検討されているというお客様に「JVC DLA-X590R」はオススメです!
「JVC DLA-X590R」の販売価格につきましては、お気軽にお問合せ下さい。
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