【インストーラーお勧め商品】フランスが誇るハイエンドオーディオメーカーの埋込スピーカーとは【FOCAL 100 SERIES】
こんにちは、ホームシアター工房インストーラーの和田です!
ホームシアター機材を設置環境有りきで選ぶ際、埋込スピーカーという選択は有利になる事には少しでは有りますがすが触れてきました。
スピーカーにはフロア設置型もそうなのですが、各メーカー様それぞれのアプローチが存在し、特徴があるのも機材選定の面白さです。
今回は私共もよく採用させて頂いている、フランスの「FOCAL(フォーカル)」社様をご紹介させて頂きますね。
「FOCAL(フォーカル)」社はフランスの老舗オーディオブランドで特にスピーカーにおいては名門中の名門ですが、カーオーディオが好きな方にはもしかしたらそちらのイメージが強いかもしれません。
本国では自動車メーカー「プジョー」の一部車載用機材として採用されることから、自国からどれだけ信頼されているかが伺えますね。
そんな「FOCAL」社の特色として、素材の特性を重視して製品を組み上げることが挙げられます。
フロア型でも埋込型でも同様ですが、製品を作る以上必ず材料が必要になります。
特に実際に動作して音として発声するスピーカー部材にはその特性が如実に現れてくるので、なんでもかんでも使うのは良策とは言えません。
そこで本メーカーは素材を徹底的に解析して各々のパーツにふさわしい物を選択して高音質を実現しています。
例えば高音域を受け持つ「トゥイーター」部にはベリリウム、チタン、マグネシウム、アルミニウム等を採用して高域特性を確保。
そして振動面積を必要とし中域から低域を受け持つ「ミッド・ウーファー」部には、アラミド繊維やポリグラス等の軽さと強靭さを兼ね持つ素材で構成しています。
そしてフロア型の箱の部分、所謂「エンクロージャー」には高密度圧縮合板を採用して上質な突板にて仕上げ、デザインとしても美しい仕上げとなっています。
こう説明してしまうと何が何やらという印象を受けてしまいますが、誤解を恐れずに言えばハイテク素材を使用した非常に現代的な機材構成ということです。
それが良いか悪いかではなくアナログ的なアプローチの多いスピーカー機材の分野の中で、徹底的に最新の考え方をや素材を採用しているのが本メーカーの特色と言って良いかと思います。
当然その素材熟知のアドバンテージは各シリーズ構成にバッチリと現れ、同ランクの他メーカーと比べても遜色のない音質を実現してくれます。
中でも埋込スピーカーのシリーズはラインナップも豊富なので、予算に合わせて最適な音響環境を構築可能なのでユーザー様にも心強い存在となります。
非常に感覚的なお話になってしまいますが、使用目的が音楽系よりも映像系(映画など)優先・旧作よりも新作を楽しむ傾向のある方は是非チェックしておいてくださいね。
だからと言って上記以外が苦手という訳では全くないので、もっとライトにお洒落なフランス製なんてノリで選んでいただくのも勿論アリです(笑)。
FOCAL ICWシリーズは角型・丸形グリルの2種類が同梱されているのでお部屋に合わせて選べます。
また、ツィーターの角度も視聴位置に向けて変更する事もできます。
ホームシアターやオーディオを構築する際、とても多くのメーカーや機材が存在します。
その中でユーザー様に合った機材を選択する1つのポイントとして、そのメーカーの生産拠点や考え方を知っておくのも重要な要素となります。
とても趣味性の強い分野になるので、ユーザー様の趣向に添えると親和性が高くなり満足度も上がります。
予算や性能も当然重要ですがさらにプラスしてメーカー様の考え方等が加われば、構成する際の楽しみや構築後の所有感もまた違ったものになるかもしれませんね。
お客様ご自身にてお調べいただいても結構ですが、こんな映画やあんな音楽が好きなんて情報を下されば私共の方からご提案させて頂きますのでご相談の際はお話を聞かせてくださいね♪
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