ホームシアターインストーラーの仕事45~大改造!!劇的シアターリフォーム6
リフォームシアターの案件です。リフォーム工事が完了しました。施工前の写真と比べると広くなった気がしますね。実際、ワイドは変わらす、奥行は80mm短く、天井は若干高くなりました。それでもワイドが狭く天井もそれほど高くないので茶系の壁紙に少し濃いめの床材に反し天井面を明るめにする事で解放感を高めて(天井を高く見せる!)います。天井も暗めにしてしまうと照明効率も下がるので解放感はかなり下がってしまったと思います。写真で見える白いコンセントやプレートはこれから変更していきます。ちょっとした事ですけど、トータルの見た目はぐっと良くなりますね。とても良いシアタールームの雰囲気になりそうです。
空調の位置も壁のセンターに移動しました。サラウンドバックが左右に設置されるので、見た目がシンメトリーの方がカッコイイですからね。スピーカーシステムは9.1chを予定しています。ご主人様から追加工事の相談を受けました。今回、元々、4か所あった窓の内、3か所は壁にして閉じてしまいましたが、残っている1か所の遮音性能をあげる為に二重サッシにして欲しいとの事。話題の<まどまど>ですね!音漏れは開口部からと言われます。もともとの窓はガラスも薄く、サッシの建てつけもゆるんできているようです、、採寸をさせて頂きお見積りを出す事に致しました。
ルートロンのグラフィックアイと蛍光灯スイッチ。おっ洒落です。シアタールームではありますが普段の生活にも使用する事を想定して、シアターで使用するスポットと普段メインで使用する蛍光灯はスイッチを分けました。もちろん、連続タップ(?)で豆電球にもなります。グラフィックアイは3ゾーンタイプ。ルートロンは高価と言うイメージがあるようですが、3ゾーンタイプで蛍光灯は別系統にすればそんなに・・・ですよ。それ以上にあまりある機能の価値が大きいと思います。設定できるプログラム数、フェード(調光の時間)調整、ノイズの少なさ、調光カーブの綺麗さ、何よりデザインのカッコ良さはホームシアターには必須ですよ。iPadコントロールなど、ワンタッチコントローラーとの相性、連携もバッチリです。
スポットライトはクリプトンとハロゲンを視聴位置との兼ね合いで使い分けをしています。違いが分かるかな~。天井はリビングトーン12 シアターラインです。防音工事で使用しているオトテンモダンと比べるとライトな吸音率に感じますが、通常のクロス仕上げの場合に比べると残響音がかなり調整されているのがわかります。ただし、、、お部屋の前方では竜がでます、、、それもかなり大きめの竜が、、何匹も、、、。この竜をどうやってナダメルかがこれからの仕事です。でも、、、想定内ですよ。
これからシアター工事に取り掛かります。
ホームシアター工房 田中雅史
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