ホームシアターインストーラーの仕事97~音響改善!音響演出!吸音パネル 大建オトピタ
音の大建工業さんから後付け音響調整パネル オトピタの新製品 オトピタ02、オトピタ03が発売されました。
オトピタ02は中低域吸音タイプ、
オトピタ03はコーナー吸音タイプです。
カラーはそれぞれ<ベージュ>と<ブラック>があり、
お部屋のコーディネートに合わせる事ができます。
*写真は<ブラック>
スピーカーをお部屋のコーナーに置くと音が背面、側面の壁にて反射を繰り返し、音が溜り、こもって聴こえます。映画や音楽を聴く場合、純粋なスピーカーからの音だけでなくそのこもった音(部屋の音、響き)も含めて聴く事になるんですね。良いスピーカーのハズなのに、音の抜けが悪い、音が前に出てこない、音のバランスが悪いと感じる原因はコーナーの音のこもりが悪さをしている可能性があります。
そんな場合はコーナーに吸音できるものを置く事で改善する事があります。クッションや柔らかい枕を置いてみると効果が解るでしょう。
そこでオトピタ03。評判の良いオトピタのコーナー設置タイプがオススメです。スピーカー裏の設置なのでそれほど目立たないですし、カラーも<ベージュ>を選択すればリビングでも違和感なく、音質グレードアップできます。専用室であれば迷わず導入したい所ですね。
コーナーにピッタリ設置します。スピーカー、環境などの条件によって設置する高さや枚数など調整できます。縦に2枚づつ、部屋の4角にも設置できます。まずはスピーカー裏への設置が効果的です。施工が必要ですが壁の音でマスキングされないスピーカー本来の音が聴こえてきます。ペアで33,075円と言う価格も魅力ですね。シアターのグレードアップにピッタリですよ。
ちなみに他にもこんな製品もあります。
アコースティックツリー
置き型なので簡単に移動もできます。
ただしh1,430mmあるので専用室向きですね。
こちらもカラーは<ベージュ>と<ブラック>です。
*写真は<べージュ>
オトピタの設置例です。上から1、3枚目がオトピタ01、4枚目がオトピタ02です。オトピタ2方が少し厚みがあります。穴空きボードを組み込んでる分厚みが出るんですね。
オトピタ2は中低域吸音タイプ。
カーテンやオトテンなどでは吸音しにくい125~250ヘルツ辺りの音に効果が高い製品です。
オトピタ01で中高域とフラッターエコーを、
オトピタ02で中低域を
オトピタ03でコーナーのこもりを
調整すればお部屋の音響は
かなり改善される事でしょう。
以前のオトピタ01を使った施工です。
ホームシアター工房 田中雅史
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