ホームシアターインストーラーの仕事144~ シアターリフォーム現場①下見編

PB106393.jpgシアターリフォーム現場です。ご新築された13年ほど前にホームシアターを導入。もともと弊社で施工をしたのではありませんが、最近、三管プロジェクターが映らなくなり、話題の4Kに興味もあり、三管プロジェクターを取り外すと補修も必要だし、それなら消費税が上がるまでに何とか思い、そんな事まで相談ができるショップををいう事でご連絡して頂いたそうです。
オーナー様のメインのご要望は三管→4Kへのリプレースとそれに合わせてスクリーンも変更。現在はヤマハのフロントプレゼンス仕様の7.1chですが、9.1ch仕様に変更。後々、の楽しみにフロントワイド(11.1ch!)が設置できるようにしておきたいなど。

PB106395.jpg当時は建築さんもシアターがわからず準備不足で後で開口を開けたり、実線配線やモールで処理する事に・・・。今回はそうならないように仕込みをしておきたいとの事でした。
上記のご希望に加えて、私の方からのご提案が、天井(現在も吸音天井になっている様子)や壁に吸音処理を施し調音する事、壁紙の色を暗めにしてより綺麗な映像を楽しめるようにする事、スクリーンはパネルタイプにして(パネルにすると画質アップはもちろんスクリーンの寿命も長くなりますもんね)、よりシアタールームらしさを出す事など。もちろん、大事な話、オーナー様のご予算もあります。そのご予算の中で上記の事が全て出来るのか・・・う~ん、検討です。


PC216674.jpg現在のプロジェクターはソニーの三管VPH-D50HTJ、通称ドルフィンです。スクリーンは4:3。スピーカーBOSE、AVアンプはDSP-A2、DVDはデノンの3910です。当時の定番組み合わせで人気のシステムです。施工にあたり気になるのは天井、壁裏の状態。まずは、プロジェクターを下して天井裏を見て見る。オーナー様のお話しだとフトコロは十分にありそう。壁にも配管を通す必要がありますが、スペースが無ければ壁を吹かす(費用↑、、、)必要が出てきます。既存のお部屋は見て見ないとわかりませんので次回は全ての機器を取外して天井、壁の確認です。ドラマでよくあるように開腹してそのまま閉じる・・・断念・・・・なんてことの無いように願っておこう。

ホームシアター工房 
田中雅史

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