ホームシアターインストーラーの仕事233~浴室でも音楽を‥ クラリオンZF160を設置
ホームシアター工房では、BGMシステムの設置依頼も多く頂きます。家中で音楽を流すような本格的なものもあれば、キッチンに一つだけブルートゥーススピーカーをつけて、スマホで簡単に音楽を流すものまでシステムは様々です。今回施工したクラリオンZF160は手軽に音楽を楽しみたい方に最適な天井埋込型ブルートゥース対応スピーカーになります。ZF160は見た目のスマートさ、使い勝手の良さの他、音質の良さ、省電力も魅力です。また、防滴仕様になっていますので、浴室や軒下での使用も可能です。今回のお宅では浴室での設置をご希望でした。既存のお家ですので、天井開口や電源の施工も行いました。
クラリオンZF160を開梱しました。スピーカー本体、駆動ユニット、スピーカーグリル、リモコン、取説関連が入っています。スピーカーはツイーターが2個ついており、一台でステレオ再生するタイプです。8畳間くらいの空間であれば1台でも十分です。それ以上の広い空間や、より高音質、ステレオ感を求めるのであれば、ZF160を2台使用して、Lch、Rchをそれぞれのスピーカーで鳴らす使い方も出来ます。
施工前の状態です。大きな点検口から天井裏を覗いてスピーカーの設置位置を決めます。
リビングやキッチンに設置する場合は出来るだけ空間の中心に設置すると満遍なく音が隅々まで行きわたります。壁の近くに設置すると反射音が多くなり、偏った響きになる場合がありますので出来るだけ壁からは離しましょう。また、照明やエアコンなどのすぐ近くも音質に影響が出る場合もありますので離した方が無難です。
ZF160は開口サイズがφ200mmなので、フリーホルソーでサイズを合わせて開口しました。
ご新築の場合は開口や電源の取り出し、電源スイッチの取り付けを建築さんにお願いをして、ZF160の設置施工のみ弊社がするケースが多いです。先日はご新築のお家でZF160を5台設置したところもあります。
ZF160本体を設置。ブルートゥーススピーカーは持ち運びタイプの物が普及していますが、そのサイズからどうしてもスピーカー本体は小さく(40~80mm位)、音質は軽めか低域をブーストしたドンシャリな音傾向になりがちです。ZF160は160mmのウーファーと25mmのバランスドームツイーターx2で再生しますので、特にボーカル域が自然に聞こえてきます。
天井裏ではこんな感じです。スピーカーと駆動ユニットを接続。電源は浴室の照明から取りました。照明をつけるとスピーカーの電源も入るようになります。今回は問題ありませんでしたが、照明の器具や接続方法によっては接続ができない場合やノイズが出たりと正常に使用できないケースもあるので注意が必要です。本来であれば照明とは別で電源を準備し、専用のスイッチをつけるのが望ましいですね。そのよう電気工事が必要になりますので施工には電気工事の資格も必要です。
スピーカーグリルを設置して施工完了です。スッキリとした見た目で違和感なく設置できています。スマホとペアリングして視聴チェック。一度、ペアリングすると次からは、浴室の照明のスイッチオンでスピーカー電源が入り、スマホのブルートゥースONで接続されます。今までは防水の持ち運びタイプのブルートゥーススピーカーを浴室に持ち込んでいたとの事。充電しなくて良いし、置き場所にも困らなくなりましたね。もちろん音質も向上しています。
オーナー様は防水のタブレットを浴室に持ち込んでYOUTUBEなどを楽しむ事が多いそうです。音声はブルートゥースでZF160へ。これは楽しいそうですね!
ホームシアター工房ではホームシアターだけでなく、BGMシステムの導入相談もお受けしております。ライフスタイルにあったシステムのご提案を致しますので気軽に各ショールーム(東京・横浜・名古屋・大阪)、または『ZF160専用お問合せフォーム』までご相談下さいませ。
ホームシアター工房 田中雅史
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