日当たりの良い素敵なリビングに2WAY&110インチサウンドスクリーンをインストール!
お部屋:リビングルーム
場所:大阪府
インストーラー:中川 英久
数年前にリフォームした日当たりの良い採光豊かな明るいお部屋に、ホームシアターをインストールしてまいりました。
今回建築会社様からご紹介頂きましたオーナー様のシアター導入事例についてご紹介させて頂きたいと思います。
オーナー様のご趣味である楽器のコレクションもスッキリと収まっているホビールームのような趣もあり、このレイアウトを壊さないことを優先したレイアウトにてご提案させて頂きました。
スピーカーを全て天井埋込タイプとするデザイン重視な内容でスタートしたお話ですが、オーナー様がとても音楽好きな方であることもありプランをいくつかご提案させて頂いて今回の内容に最終決定となりました。
やはりフロントスピーカーの音場・音質は据え置きタイプの有利さに揺るぎはないので、音楽好きの方は押さえておきたい重要なポイントですね。
そして今回のもうひとつの目玉は何と言っても110インチ大画面を実現できたサウンドスクリーン!
スクリーンが展開していない写真からも伺えますが、造作家具で周辺もスッキリされている為、問題なくスクリーンがその前面に展開できます。
写真のようにテレビ視聴時のレイアウトからフロントスピーカーが左右に設置されることは問題ないのですが、この状態で通常のスクリーンを使用するとスクリーン幕面で塞がれてしまい、充分な音質が得られなくなってしまいます。
そんな状況もサウンドスクリーンという映画館等で採用されている、音が透過する生地を採用したスクリーンで克服する事が可能になります。
通常はスクリーン周辺に設置されるスピーカーもスクリーン裏に設置出来るようになり、お部屋のレイアウトにもよりますがスペース効率に多大に貢献します。
そしてとても重要なポイントは、映像の裏から音が出てくることで映像と音の出所のイメージがピッタリと一致することも見逃せません。
ただ良いことばかりではなく、音の透過用に小さな孔が無数に開いているため明るさが少し控えめになってしまったり、音が透過するとはいえ幕面であることから音質も若干影響を受けてしまう等の問題も発生してきます。
そんなネガティブ要因も、映像の明るさはレーザー光源のプロジェクター採用で完全にクリア、音質はスピーカーに高音域のレベルを調整出来るモデルで減衰の問題を解決しています。
特に映像は今回のような明るいお部屋でも問題ない光量を獲得、サウンドスクリーンとは思えない大画面・高画質を実現できました。
通常のスクリーンとは違いサウンドスクリーンはかなりテクニカルな設置を要求しますので、お考えの方は必ず専門の方に相談してくださいね。
以上の内容で完成したホームシアターですが、ご導入時にスクリーンのみ諸処の事情で予定していた納期から伸びてしまい、半月ほどお待たせしてしまいました(申し訳ございません…)。
その間は新設のスピーカーでテレビシアターをお楽しみ下さり、その部分は良かったのですが、夜も遅くだったそうで奥様からのクレームが…(汗)
50インチのテレビシアターから今回一気に110インチシアターへの切り替え、音もサウンドバーからフロントにJBLを設けた5.1ch再生で大変喜んでいただけました。
現在は一般放送始めサブスク等非常に内容が充実しています。
しかしそれらのソースを充分に楽しむためには色々な知識やノウハウが必要となるのも事実ですので、ご興味お持ちの方はお気軽にご相談くだされば幸いです。
<主な導入機材>
プロジェクター SONY VPL-XW5000
スクリーン キクチ科学 E8K-KE110HD
AVセンター DENON AVR-X4800H
フロントスピーカー JBL L82 Classic
センタースピーカー polk ES35
サラウンドスピーカー JBL Studio 2 6IC
サブウーファー KEF KC62
ホームシアターに関するご相談なら、いつでもお気軽にお問い合わせください!