ホームシアターインストーラーの仕事235~地下シアターをリフォーム
約10年前のご新築時には布団張りと言う工法で壁面を施工されていたので吸音力が高く、楽器演奏時には響きが少なく音も伸びない状況であったとの事。ホームシアターを主に考えると響きが少ない方が映画館らしくなり、シーンの変化による音響の変化を再現し易いのですが、楽器練習が主にするには少し響きがもの足りなかったそうです。30畳と広い空間のわりに響きは少なく、ピアノを弾いても手元でしが音が鳴らない状況であったそうです。今回のリフォームでは壁面での吸音処理せず、反射と拡散をメインに。天井面では吸音処理をしてバランスをとってます。また、背面部分にカーテンを設置して、ホームシアター視聴の際に遮光と吸音の効果を高める工夫をされています。
リフォーム工事に際し、設置されている機器の取り外しと再設置が必要になりますが、その際にシステムのグレードアップもご提案させて頂きました。元々、スピーカーはB&Wの天井埋込で6ch設置されていましたが、ホームシアターの音質向上を狙いたいとの事でしたので、フロアタイプのスピーカー(B&W CM8s2とCMCenters2)を追加し、6chのスピーカー位置を変更して、7.1.2chにグレードアップ。スピーカーケーブルもグレードを上げて全て入れ替えております。AVアンプもデノンAVC-3920をインテグラ DRX-R1に変更。フロントバイアンプ設定で鳴らしています。プロジェクターも同じエプソンですが、フルHDのTW1000から4K対応のTW8300に。HDMIケーブルも4K対応のものに入れ替えました。また、それらのホームシアター機器を一括制御する為のipadコントローラーを導入。機器の他、照明や電動カーテンもシアターに連動して制御しています。
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ホームシアター工房 大阪 田中
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