防音工事がわかる6~現在進行案件の紹介(和室→シアタールーム)3
今、進んでいる案件の仕上げ材の色確認に
梅田の大建ショールームに行ってきました。
今回、壁、床、天井、ドア、仕切り折戸は大建材で揃えます。
同じメーカーで揃えると同じカラーがあるので
トータルのイメージが揃います。
防音、音響を考慮したお部屋でも
やはり、トータルデザインが重要になります。
普段も居心地が良く、
シアターで三倍楽しい!!
そんな、お部屋を造ります。
梅田 阪急オフィスタワービル 20Fにあります→
様々な建材の見本があります。
ドアだけでも これだけ・・・
大建さんは防音建材で有名ですが、
一般的なドア(お洒落なものも)のラインナップも多いです。
見ているだけで楽しくなりますねぇ~。
防音ドアの展示がありますが、触ってみると、
一般のドアと比べると 重量に差があるのがすぐにわかります。
遮音するには重さが必要なんですよね。
後は、ドア枠とのフィット感。
一般ドアは換気の為もあり、隙間が空いていますもんね。
それだと、もちろん音は逃げます。
価格は張りますが、ドア 重要です。
天井と壁の仕上げ材は基本遮音用では無く吸音と音調用です。
不必要な響きを押え綺麗な残響を造る為の材です。
大建さんの天井材はホームシアター、オーディオルーム用の
オトテンシリーズと生活音を吸収し会話やTVの音を聞き取り易くする
リビングトーンシリーズがあります。
そうそう、リビングでもビニルクロスで部屋中を仕上げてしますと、
結構、残響音が酷く残るケースがあるみたいです。
高級?ホテルなどに泊まると 適度に吸音処理がされているのが
わかると思います。音の響きと快適な生活。見逃せないポイントです。
天井面は面積も大きいので効果も高いです。オススメです。
今回の案件ではオトテンモダン アコースティックブロックを
メインで使用します。
部屋外が和仕上げなので、あまり違和感の無い色で、
ティーブラウンを選択。それに合わせて部屋内の
仕上げ材、部屋の後方の間仕切り壁も同色でにしました。
今回、シアターメインと言う形にはなりますが、
兼応接室、兼客間、兼イベント場なので、ダークな色合いは
できるだけ避けています。
スクリーン裏にも間仕切り壁がきますが、こちらのカラーは
オフブラックでお願いしました。
やっぱり、そこはこだわりたいとこですもんね。
壁面の仕上げ材はオカベL80を中心にしました。
壁自体よりその裏の空気層で吸音をするタイプです。
フローリングはダイハーゾアートLエコの
ウォールナット色。お洒落です。
やっと、お部屋の全体のカラーがイメージできました。
落ち着きのある良いお部屋ができそうです!
12月からいよいよ工事にかかります。
ホームシアター工房 大阪 田中雅史
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