ホームシアターインストーラーの仕事85~インテグラDTR-30.4入荷したのでiPadで動かしてみよう
インストーラー御用達 AVアンプ インテグラの新製品 DTR-30.4が出荷開始されました。
新製品が発売~入荷した際にすぐにするのは、製品チェックです。とは言っても音質や機能では無くて、、、クレストロンを使ったiPadコントロールなどの制御が問題なくできるかどうか、、、です。前モデルのプログラムで上手く動かない部分や新しい機能等が追加された場合は新たにプログラムやボタンを追加修正します。入荷後、すぐのインストールが何件か待ち構えておりますので早急にチェック、チェック、チェックです。
iPadコントロールをする際に重要なのがRS232端子。これにクレストロンを接続してコントロールする事で AVアンプの情報をipadに送る事が出来ます。簡単なところでは、<ボリュームレベルの表示>、選択している<インプット>などをiPad上に表示します。赤外線(IR)だけの接続ではそれらは出来ないのですねぇ。また、赤外線(IR)に比べ 制御精度も高いのでより確実なコントロールをする事ができます。プロジェクターにもRS232端子が付いてますね。
情報をフィードバックする事でプログラムを組む際に様々な利点が出てきます。より正確に便利に制御する為にRS232は大活躍しています。
ボリュームレベルや選択されたインプットがわかるようになっています。今のAVアンプの状態がiPadに(正確にはクレストロンに・・・)フィードバックされています。逆にAVアンプ本体のボリュームなりインプットを触ると iPadの表示も変わりますよ。これができると、RS232で接続されているなって解りますね。
iPadで正確にコントロールするにはRS232制御は欠かせません。多様化するマクロのプログラムも機器の状態をフィードバックする事で簡潔にする事が出来ます。
照明調光器のルートロンもRS232制御すれば iPadで今どこの照明が点いているとかを表示させる事もできます。ホームシアターに関連する機器全てがRS232制御できるわけではありませんが可能な限りはそうしたいですね。機器によってはRS232とIR併用でコントロールをしている機器もあります。
インテグラのブラック色も慣れてきました。
昔の色が懐かしいですけど。
今年も色々と新製品が楽しみです。
ホームシアター工房 田中雅史
ホームシアターに関するご相談なら、いつでもお気軽にお問い合わせください!