ホームシアターインストーラーの仕事101~JBL S3900とTHXサウンドスクリーン シアター
新築戸建ての3Fに憧れのJBLシアターが完成しました。部屋いっぱいに広がるスクリーンとJVC DLA-X30のコンビ、JBL S3900をメインの据えたサラウンドシステムが特徴です。元々はこちらも定評のあるJBL LS80をメインにシステムの検討をしておりましたが、グッドなタイミングでJBL S3900の発表があり、お客様から何とか導入できないかとご相談頂きました。部屋幅が2,585mmで、また100インチも譲れないとの事で今回は(も?)サウンドスクリーンを採用する事にしました。サウンドスクリーンの施工例は今までも結構多く、部屋幅が充分に取れない場合に活躍します。サウンドスクリーンとはスクリーンに穴が空いていて音が抜けるようになっているんです。
映画館の様にスクリーン裏にスピーカーを置く事で映像と音の一体感が増します。また、音がスクリーンを透過する事によって少し高域が柔らかくなるんですね。それがまた 映画館らしい音に近づき、聞き疲れしない音になりますから積極的にサウンドスクリーンの導入をされるケースも多いんです。
お部屋の寸法は2,585x4,428mm、天井高2,600mm。流石、JBL S3900 迫力があります。ブルーレイとAVアンプにデノン3313UD&4520、ラックはADK、スクリーンはイーストン100インチ、センタースピーカー、サラウンド&バック&フロントハイトの6本、サブウーファーもJBLでコーディネート。
リクライニングチェアはシアター&オーディオ視聴用としてはこれ以上無い、エコーネス ストレスレスチェア ディプロマットです。座りごこちの快適さはもちろんの事、とても良い色しています。カラーはバーガンディーです。
照明はシーン調光タイプを使用。壁紙も少しトーンを抑えた色合いにしています。
現状、調音は何もしていないので、大建のオトピタ等でフラッターエコーやブーミングを取り除いてあげればより良くなると思います。是非、次のグレードアップの際に導入致しましょう。
ホームシアター工房
田中雅史
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