ホームシアターインストーラーの仕事160~リビングで4K/9.1ch『ホームシアターファイルVOL.73掲載』
先日発売された音元出版『ホームシアターファイル vol.73』にも<機器を美しくビルトインされたシアター>として掲載されました。オーナー様はその『ホームシアターファイル』を定期購読されている方で、今回ご縁があって、愛読誌に掲載される事となりました。リビング、ダイニングが続いている広々とした空間に本格的なシアターを導入。リビングらしさやその機能性を活かしたまま、出来るだけ音と映像のクオリティを求めたい。そんな、ご要望をまとめていきました。オーナー様はホームシアターファイルを定期購読されているだけあって色々とアイデアもお持ちでした。
そんなオーナー様の『あれがしたい』、『これがしたい』を具体的に形にしてバランスを取って、ご予算内におさめる(これ重要!)ご提案を致しました。システムは4K/120インチ&9.1chシアター。リビングシアターでもここまで出来るぞ!っという感じです。プロジェクター&スクリーンはソニーVPL-VW500ES、キクチ スタイリスト120インチ/生地はWAC。4K映像をあます事なく楽しめます。スピーカーは全てイギリスのKEFで統一。フロント&センター&ウーファーをQシリーズ、サラウンド/サラウンドバックの4本は天井埋込、フロントハイトの2本はE301を壁掛け。AVアンプ、ブルーレイ、TVは全てソニーでTA-DA5800ES、BDZ-EX3000、KDL-55W900Aとなります。
プロジェクター用収納BOXに4KプロジェクターVW500ESを設置。BOX後方には排熱&メンテナンス口を設けています。天井は大建工業の吸音天井です。
それにしても画が滑らかです。現段階では2Kソースを4Kにアップコンバートしての視聴がメインですが、十分にその効果はを感じとれます。またMastered in 4Kのブルーレイソフトであればより、4Kに近い映像を楽しむ事が可能です。これから放送も始まりますし、楽しみが尽きないですね。
造作家具はオーナー様が色々と検討をして設計され、それが形となりました。同様にライティングにもこだわりが反映されています。間接照明にダウンライト、スタンドライトと演出を考えた照明計画。パナソニックのリビングライコンも2台使用でしております。 家具、照明共に弊社や建築様で監修をしておりますが、ほとんどはオーナー様のアイデアと設計。まるでプロの仕事!お見事です。フロントスピーカー上のちょとしたソフト置き場もナイスアイデ、これは使えます。写真には写っていませんが、最後のMD付コンポ ONKYO FR-N9NXも造作家具の中に設置しております。MDも無くなってしまうんですね。時代の流れですね。。。
お馴染みのiPadコントロールです。今回はシアター以外に<電動カーテン>、<シャッター>、<照明>も制御しております。シアタースタート、オールオフ時に<電動カーテン>、<シャッター>、<照明>も連動させるかどうか選択出来ます。シュチュエーションに合わせた、このような細かい設定はiPad&クレストロンの組み合わせならではです。
HDMI信号を無線で飛ばして受けとる事ができるアダプターをノートPCとAVアンプに接続をしてノートPCの画面と音をシアターで再生できるようにもしています。Youtubeとかの動画を再生するには便利ですよ。
電動カーテンがダイニングとリビング、キッチンとリビングの間の2か所に入っています。厚手のカーテンは遮光だけでなく吸音にも効果があります。
リビングへの4K/9.1chシステムの導入はこれからどんどん増えてくる事でしょう。ご新築に導入をお考えの方。少しでも<綺麗に>、<安く>、<思い通りに>、<快適に使い易く>するのであれば、少しでも早めのご相談が良いです。設計が進むにつれて変更が出来ない箇所が増えてきますので出来るだけ早い段階でご相談下さい。東京、名古屋、大阪にホームシアター工房のショールームがございますので是非とも覗いてみて下さい。お待ちしております。
ホームシアター工房
田中雅史
ホームシアターに関するご相談なら、いつでもお気軽にお問い合わせください!