ホームシアターインストーラーの仕事154~地下シアター②造作家具設置
造作家具の納品をしてまいりました。お馴染みのホームシアター工房&柏木工のコラボ、オリジナルAVボード。作品を重ねる度に新たな試みやノウハウをつぎ込んできましたのでより使い易く、よりデザインや質感なども満足頂ける家具になっていると思います。当初はソフト収納中心のデザインで機材収納も縦型でしたが、途中でTVを据え置くスペースをつくる形に変更。TVはスクリーンと真逆の位置になりますが、オーナー様のご要望をまとめた結果、これが最善策と言う事で採用となりました。
扉の種類も場所によって変えています。壁面全体の大きな家具になりますのでのっぺりしないような工夫もしています。左端の部分を除いて全てガラリ扉にしておりますが、これがかなり調音に貢献しているようです。通常、このような仕様の専用ルームの場合、最終調音前はフラッターエコーが盛大に多く出る事がありますが、今のところ長めの残響にも関わらずフラッターエコーは見あたらず。ガラリ部でうまく吸収されているようです。
左端の部分はLDやレコードを収納するサイズにし強度を持たしております。中段、上段はブルーレイ、DVD、CDの収納部。BOXサイズも余裕で入ります。
下段は機材収納部、ブルーレイレコーダー、AVアンプ、パワーアンプ、WiiU、PS3、LDプレーヤー、HD-DVD!、クレストロンを設置予定です。見えにくいところにインストーラーのノウハウがつぎ込まれているんですよ~。
こちらはスクリーン面です。この壁の色好きなんですよ~。暗すぎず、明るすぎずでシアタールームにぴったりです。映像を綺麗に観るには出来る限り暗い方が良いのですが、暗過ぎると照明効率も悪くなり、シアター以外に使えないお部屋になってしまいます。程良い暗さで質感の良いクロスもあまり無いんですよね。メーカー、品番を知りたい方はショールームで聞いて下さい~。次回は140インチシネスコパネルスクリーンとソニー4Kプロジェクター VPL-VW1100ESの設置です。
ホームシアター工房 大阪
田中 雅史
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